一人ひとり保育とは？

● 1人ひとりに合わせた、具体性のある保育スタイルを確率
● 保護者にむけて“保育の質”をアピール

[ 子どもの強みを活かす保育 ]

個々の強みや注意点を共有シートで可視化

保育情報の具体性が高まる

全職員が園児１人ひとりの特性を認識できる

子どもたちの強みを活かす保育が可能に

[ 保育士の負担軽減と質の向上 ]

『一人ひとり保育』とは、“この子にとってどうか”という視点を養いながら、子ども1人ひとりの強みを活かす保育システムです。このシステムでは、保育の質を高めるためのポイントをおさえた『FOCUS シート』を園全体で共有しながら保育に取り組みます。子どもに関する重要な情報を記載した『FOCUS シート』の共有により、全保育者が各園児への理解を深め、会議を重ねることで最適な保育方法を導きだします。また、職員の保育力が上がる点も特徴です。『一人ひとり保育』は、ツールや実践方法の具体性が高く、 保育情報も共有しやすいシステムとなっています。また、子どもの強みを伸ばして苦手を補う保育が叶うだけでなく、子どもたちにかかわる保育者の負担軽減やコミュニケーションの円滑化につながる点も特徴です。

『一人ひとり保育』を導入するとどんなメリットがあるの?

図が示しているように、『一人ひとり保育』 を導入すると、子ども・保育士・園のそれぞれに大きなメリットが生まれます。保育園の重要課題である虐待や障がいなどに適切に対応できるほか、保育の質が高いことを保護者にアピールできる特色を増やすことも可能です。
保育の質の向上にむけて“一人ひとり保育”には、職員の負担を軽減し、保育士が専門職として実務に集中できる環境を整えることが大切です。まずは、現状を把握するところからはじめてみませんか?
『一人ひとり保育』 には、あなたの“理想の保育”を実現するためのサポート機能が揃っています。

これまで見えなかった
保育情報を視覚化

[解説]『FOCUSシート』

既存のICT保育システムとの明確な差別化をめざして

『FOCUSシート』とは、『一人ひとり保育』を有効にするための視覚化ツールです。子どもたちの能力を判断するために使うものではなく、保育士が個々の園児を理解する力を身につけるためのツールです。 「目の前の園児がどんな子どもなのか｣ ｢この子にはどんな保育が必要なのか」を考えるための手助けとして利用することを推奨しています。

効率的な運営を行うために

フォーカスMTGへ向けた
ピックアップシート活用が推奨のポイント

ピックアップシートの役割

フォーカスMTGにむけ､「翌月に誕生日を迎える園児」を中心に「生活の様子が気になる園児」や「発達の遅れが気になる園児」など､話し合いたい園児についての情報をまとめて掲載するシートです。
たとえば、3歳児健診など、年齢に応じた発達ができているかを確認するための情報などを共有します。 さらに、誕生月に話し合いたいと感じる園児情報をピックアップすることにより、抜け漏れなく園児全員をフォーカスできるようになります。

『フォーカスMTG』とは･･･

原則月1回行う定例会議を設けます。 誕生月の園児に関して包括的な情報共有をするほか、『ピックアップシート』に記載のある園児についても園全体で話し合います。
園長と担任保育士を軸に、なるべく多くの職員に参加してもらうことが望ましいでしよう。

園児の誕生月に保護者面談

誕生日のお祝いを兼ねて園児の誕生月に保護者との面談を行います。 園内で話し合った子どもの成長を報告する機会を設けることで、保護者の精神的な負担を減らすことにもつながります。

情報の可視化から見えてくるオンリーワン保育